錦です。
Twitterは、3月5日より、フェイクニュースなどへの対策として、改ざんされた画像や動画といったメディアには、改ざんされた旨のラベル付けされるなどのペナルティが課される事を発表しました。
皆さんが不安に思うことなくTwitterで情報を見たり共有したりできることが望ましいと考えています。しかし、タイムライン上の動画や写真の中には何が本物かどうかの判断が難しいことがあります。そうした誤った情報に対抗するべく、新しいルールを定め、それに伴うプロダクトアップデートを行います。 pic.twitter.com/61DgU7nyXA
— Twitter Japan (@TwitterJP) 2020年2月4日
改ざんされたメディアというのは、以下の要素が含まれるものとしています。
- コンテンツが根本的に大幅に編集されている
- 新しいビデオフレームの追加や温泉の重ね取り・字幕改ざんなどが含まれているまたは、削除されている
- 実在の人物を描写しているメディアが捏造または改ざんされている
となっています。
もしこれに抵触すると、ラベル付けされたり、コンテンツにいいねやRTをするときに警告が表示されるようになり、最悪の場合削除されます。
また、対象となるのは、メディアの他にも、メディアとともに投稿された文章やメディアのメタデータ、投稿者のプロフィール、関連のリンクなども審査の対象となります。
Twitterによる処置は詳しくは次のとおりです。
- 改ざんされたメディアであるという旨のラベルを追加
- そのツイートをRTやいいねするときに警告が表示される
- おすすめなどから除外され、ツイートの拡散が抑制される
- Twitterのモーメントやランディングページなどに、補足説明のためのリンクを表示する
また、明記はされていませんが、最終的にアカウントの凍結につながると見られます。この処置は3月5日より開始されます。