錦です。
AMDは、AMD B550チップセットの詳細な仕様を発表しました。
B550の詳細な仕様については、次の記事で詳しくお伝えしますが、今回のAMDの発表で明らかになった、Zen 3のチップセットによるサポートについて、今回は取り上げていきます。
各チップセットの対応
AMDは基本的にソケットも変えなければ、しっかり下位互換を行ってくれるというということでかなり話題になりました。実際、第1世代RyzenのシステムでもCPUだけを第3世代Ryzenに置き換えることも可能で、サポートされています。
しかし、次世代のRyzenに採用されるZen 3アーキテクチャでは、X470・B450・X370・B350・A320のサポートは行われず、第3世代Ryzenに向けて提供されているX570・B550デノミサポートされます。また、B550チップセットでは、第2世代以前のRyzenについてもサポートされず、第3世代のRyzenにのみ対応する形になっています。
A320チップセットでは、第3世代Ryzenはサポートされません。
第1/2世代のシステムを利用している人が換装し、アップグレードできる最大限のCPUは、Zen 2世代となり、Zen 3以降はX570/B550やそれ以降のマザーを利用する必要があります。
ソケット変わるまでずっと下位互換してくれるのかななんて思ってましたが、そんなに甘くはないようです。