DISMが誤報告する問題

回復オプションコマンド「/ restorehealth」を実行したあと、DISM.exeが、破損がまだ存在していると誤報告する事がある。

この問題は、再度スキャンし、破損についての実際の状態を示すことで緩和できます。/ ScanHealthコマンドを利用することで、DISMで修正されたことを確認できます。コマンド使用例は次の通り「DISM.exe / Online / Cleanup-Image / ScanHealth」

Microsoftは6月中旬に修正されるとしています。

Intel iGPUで可変リフレッシュレートが期待通りに機能しない

Intel CPUに内蔵されたiGPUで、可変リフレッシュレートが期待通りに機能しないという不具合が報告されています。この問題については、MicrosoftとIntelが共同で問題を調査しており、次のリリースでアップデートを提供する予定としています。

Realtek Bluetooth WirelessとWindows 10 May 2020 Updateで互換性の問題が発生したとのことです。アップデート後のWindowsデバイスでは、一度に複数のBluetoothデバイスに接続できない可能性があるとのこと。

Conexant ISST のオーディオドライバをインストールしているとき、Windowsのアップデート中あるいはアップデート後にエラーが発生する、可能性があるとのこと。MicrosoftとSynapticsが共同で調査しており、次のリリースでアップデートを提供するとしています。

Conexant のオーディオドライバをインストールしているとき、Windowsのアップデート中あるいはアップデート後にブルースクリーンが発生する、可能性があるとのこと。MicrosoftとSynapticsが共同で調査しており、次のリリースでアップデートを提供するとしています。

ImeModeプロパティを使用して、テキスト入力フィールドのIMEモード（カナ/漢字）を制御できない問題が発生しているようです。この問題は、以前のMicrosoft IMEのバージョンを利用することで回避できます。（くわしくはこちら）

カーネルDMA保護が有効になっていて、Windowsハイパーバイザープラットフォームが無効になっているとき、Thunderboltドックのプラグで接続・取り外しを行うとブルースクリーンが発生する事があるようです。

Surfaceなど、Always OnやAlways Connected機能を使用しているデバイスで、予期せぬシャットダウンや再起動、エラーが発生するとのことです。

GameInput Redistributableを使用するアプリやゲームでマウス入力が反応しない問題があるとのこと。GameInput Redistributableは、アプリやゲームにバンドルされている場合があります。

aksfridge.sys 1.8.0以前または、akssdf.sys 1.51以前がシステム上にある場合、更新できない、あるいは更新後に起動に失敗する可能性があるとのことです。

v 358.00以前のNVIDIA GPUドライバを利用している場合、アップデート中あるいは、アップデート後にブルースクリーンになる可能性があるとのことです。

ドライバをアップデートすることでこの問題は回避されます。

順次提供されている段階であり、これだけとは限りませんが、現時点でWindows 10 May 2020 Updateが配信されていない環境は以下のとおりです。

Intel iGPUで一部のドライバやFWがインストールされているシステム
Realtek Bluetooth Wireless ドライバが搭載されているシステム
Conexant ISST Audioや Conexant HDAUDIO ドライバが搭載されているシステム
chdrt64.sysまたはchdrt32.sysのv 8.65.47 , 8.65.56.51 , 8.66.89.00～8.66.0.0が搭載されているシステム
Thunderboltが搭載されているシステム（一部）
Always On、Always Connectedが搭載されているシステム（一部）
GameInput Redistributableがインストールされているシステム
aksfridge.sys 1.8.0以前または、akssdf.sys 1.51以前が存在するシステム
NVIDIA GPUのドライバがv358.00以前のものがインストールされている場合