錦です。
連続のRadeonの話題です。GeekBench 4のベンチマークスコアが出揃い始めたのでその情報です。APISAK氏もRX 6800のベンチマークをリークしています。
AMD Radeon RX 6800
— APISAK (@TUM_APISAK) 2020年11月11日
Gfx1030
Compute Units 30
Maximum Frequency 1.81 GHz
Device Memory16.0 GB
356337https://t.co/S5VMgc0WOp
347137https://t.co/jJC3CNXCqx
さて、いつものようにGeekBench Browserでスコアを参照していきます。
RX 6800が競合相手としているのはRTX 2080 Tiですがそのスコアとも比較していきます。ただ、GeekbenchのComputeスコアは公式なものがないので、信頼できるスコアをいくつか取り上げてその平均をとって見ます。
まず、すでにGeekBench 4に掲載されているRX 6800のスコアは356337と347137です。この数値とRTX 3070とRTX 2080 Tiのスコアを比べます。GeekBench Browserで調べたスコアの中でなるべく中央値のものを参照します。
次いで、RX 6800 XTです。GeekBench 4で測定されているスコアは392643、407387、413121、456837です。こちらも同様RX 6800 XTはスコアが少ないので最大値を、それ以外は中央値を参照します。
ともに、大した性能差は出ていません。ほぼ同等と見ていいでしょう。RTXのスコアの中にはこのスコアを下回るものもあるので、RX 6800はRTX 3070より割高ですが、RX 6800 XTはRTX 3080よりも格安なので、ハイエンド帯ではこのスコアだけ見るとRX 6800 XTはコスパ良さそうですね。
実際にはいろいろなスコアを持ってGeForceとRadeonで向き不向きがあるので、総合的に判断したほうが良さそうですが。一応参考に、AMDが公式に提示している有名ゲームタイトルでの解像度別のスコアへのリンクを用意しとくのでよければご覧ください。