錦です。
MSPoweruserによると、Chrome 89でSSE3に未対応のプロセッサのサポートが終了することがわかりました。
SSE3をサポートしていないプロセッサは2005年以前のプロセッサとなっており、Coreシリーズでもかなり初期のモデルのみが該当、そのほかはおそらく現在では全くといっていいほど使われていないCPUになります。筆者が保有しているCore 2 Quad Q9450(Yorkfield世代)でもサポートしていたので、本当に古いパソコンのみが該当します。該当するデバイスに向けてはChrome 87から警告を表示していたようです。
SSE3は、macOS、Android、ChromeOSの最近のバージョンでは、OSの必要環境になっているため、SSE3が必要環境になっていないWindowsやLinux環境のみが影響を受けるとみられます。また、Chromeの変更よりかはChromiumの変更のようなので、Microsoft Edgeにも影響する可能性が高いです。
該当環境では、Chrome 89以降のバージョンのインストールができなくなり、インストーラが機能しなくなり、インストールできてもChromeがクラッシュするとのことです。