錦です。
総合的な変更点
- Chromeからウェブカメラを操作できるようになるAPIが対応
- ストリーミングサービスなどの提供者が、範囲リクエストを適切に処理できるように(音声や動画などの特定の部分だけをダウンロードできるように)
- 開発者ツールで、grid要素のデバックが容易に
- 開発者ツールで、WebAuthnのシミュレートが可能に
- ツールを上下パネルに自由に移動できるように
Mac向けの変更点
Apple Siliconへの対応
このアップデートから、Apple Siliconへのネイティブ対応バージョンが含まれるようになりました。どうやらUniversal Application ではなく、単体のApple M1対応版ということのようです。一部ユーザーからは、Intel向けChromeから自動で切り替わったとも報告されています。
これまでもChromeはRosetta 2ベースで動作していましたが、パフォーマンス的にもネイティブ版に移行することをオススメします。
【追記 2020/11/18 13:37】
チップとの互換性に問題が発生している模様で、Googleは引き続き、Rosetta 2ベースで動作するIntel Mac向けのChromeを利用するように呼びかけています。もしApple Silicon版Chromeをインストールしてしまった場合の対処法は以下のとおりです。
- システム環境設定>セキュリティとプライバシー>プライバシー ヘ進む
- 左側のBluetoothを選択
- 認証したアプリの下にある、アプリの追加を選択
- Google Chromeを選択
- Chromeを再起動
これかあるいは、Rosetta 2ベースのChromeを再インストールします。
【追記 終わり】
アップデートは、設定>Google Chromeについて から行えます。