錦です。
Appleは、macOS Big Sur 11.2.1の新ビルドをリリースしました。元のビルド番号は「20D74」だったのが、新しいビルド番号は「20D75」となっています。
Mr.Macintoshと9To5Macによると、macOSをアップグレードするときに必要な容量が足りていない時でもインストールを実行してしまい、全データを消失する可能性があるという問題が修正されました。
詳しく説明すると、macOS Big Surにアップデートする場合、少なくとも35.5GBの使用可能なストレージが必要ですが、これには13GBのmacOS Big Surインストーラが含まれておらず、その結果、35.5GBの空き容量が足りない場合でもmacOSをアップデートを実行できてしまったという問題です。なので、macOS Big Surから11.2.1のアップデートはあまり影響がありませんが、Catalinaなど仏伊バージョンからのアップデートには問題があったようです。「20D75」では、空き容量が足りない場合はインストールすることができないように修正されています。
この問題は、11.2や11.3のベータ版でも
なお、この問題は既にインストールしている環境には影響がありませんので、「20D75」はすでに「20D74」のmacOS 11.2.1をインストールしているMacにはリリースされません。