錦です。
2021年秋に登場すると見られる次期iPhoneシリーズ「iPhone 13」シリーズについてMacRumorsがMing-Chi Kuo氏のレポートを報じています。
ディスプレイ
同氏は、Proシリーズのディスプレイについて120Hzリフレッシュレートの低電力のLTPOディスプレイになるとシています。LTPOディスプレイはApple Watch Series 5以降に搭載されており実績はあります。また、120Hzリフレッシュレートも2017年モデル以降のiPad Proに「ProMotion」テクノロジーという名前で導入されています。
その上、画面上部のノッチが小型化されるようです。どこまで小さくなるかはわかりませんが、画面占有率は向上する模様。しかし、これはベゼルと一体型にはならない(=ノッチが廃止にはならない)ということでもあります。
5G
5Gについては、現行のiPhone 12シリーズがSnapdrgaon X55モデムチップを採用していますが、iPhone 13ではSnapdragon X60モデムチップになる模様です。Snapdragon X60は5nmで製造されるモデムチップになっていて、5Gネットワークについていくつかの改善が含まれます。先日発表された4nmベースのSnapdragon X65についてはiPhone 14シリーズに搭載されるという噂があります。
ポート
そして、ポートについては、iPhone 13の時点ではまだポートレスにはならず、Lightningポートが引き続き搭載されている模様です(1年でもいいからUSB-Cにしてくれ・・・・)。
同氏は、AppleがもしLightningを廃するならばUSB-Cには移行せずにMagSafe設計を投入するだろうとしています。これはUSB-CはLightningよりも防水性が低いためとしています。
カメラ
カメラについて、iPhone 12 Pro Maxでのみ採用されていた「センサーシフト式手ブレ補正(OIS))が入ーず全体で使えるようになるとのこと。これ以上のカメラの増加は今の所予定されていないようで、iPhone 13/13 miniへのLiDARスキャナの実装もないそうです。前モデルF1.8 超広角レンズが搭載されるとのことです。
設計とバッテリー
また同氏は、FaceIDの一部の部品を分厚くしたり、SIMカードスロットをロジックボードに統合することによって設計を小型化することによってバッテリーの大型化を実現するとしています。バッテリーが大型化する関係でiPhone 12に比べてバッテリー容量が大きくなりますが、重量は増加してしまうそうです。