錦です。
Steamの運営元Valveは、Steam専用のゲーム機「Steam Deck」を発表しました。
Steam Deck
Steam DeckはSteamのゲーム専用のハンドヘルド型のゲーム機です。ハンドヘルド型であるため、Switch Liteに似たデザインをしています(パクリと言うよりかはよくあるデザインです)。OSには独自のSteamOSというOSを搭載し、本当にゲームに特化した物となっています。
ゲーム体験
コントローラには、ABXYボタン・Dパッド・ジョイスティック×2・LRバンパー、メニューボタン・LRボタンなどが搭載されています。
その他、HDハプティックも搭載されています。
仕様
プロセッサには、AMD APUを採用。PS5やXSX/XSSのようにZen 2 CPUとRDNA 2 GPUを搭載したパッケージとなっており、一般向けにはまだ公開されてないAPUです。CPU・GPUコア数ともに8コア(CU)ずつ搭載しています。
メモリは16GBのLPDDR5。PS5やXSXはGDDR6でしたが、さすがにそうにはなりませんでした。
ストレージのみラインナップが複数用意され、64GB eMMC、256GB NVMe SSD、512GB NVMe SSDとなっています。eMMCがPCIe 2.0 x1、NVMe SSDはPCIe 3.0 x4接続になっています。
ディスプレイは、タッチ対応の7インチの1280x800の液晶の模様。リフレッシュレートは60Hzです。ピーク時輝度は400ニトで若干低め。
ワイヤレスネット接続は、デュアルバンドのWi-Fi(a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5.0に対応。
本体にはUSB-Cポートと3.5mmイヤフォンジャックが搭載。デュアルマイクアレイとDSP内蔵ステレオスピーカーが搭載されています。
ドック
オプションで用意されるドックには、HDMI 2.0とDisplayPort 1.4、有線LAN、USB 3.1ポートがそれぞれ1ポートずつ、USB 2.0ポートが1ポート搭載されており、キーボードやマウスをつなぐことによってデスクトップのような小型ゲーム用マシンになります。
価格とリリース
価格は64GBが399ドル(約4万円)、256GBモデルが529ドル、512GBが649ドルからとなっており、既に予約が開始しています。
実際の発送になるのは2021年12月になります。