錦です。
Dylan氏が、MacBook Pro 14インチとMacBook Pro 16インチについて、搭載されるSoCが共通しており、性能が同じであると伝えています。
https://twitter.com/dylandkt/status/1430010276473102336
Apple M1Xを搭載
MacBook ProはIntel時代に3つに分かれていました。13インチの下位・上位モデルと、16インチです。既に下位13インチがApple M1チップを搭載して昨年の11月に登場しています。
残るは、上位13インチモデルと、16インチがApple Siliconへの移行を待つ形になっていますが、その上位13インチは、14インチに大型化する事がわかっています。
これら2モデルのMacBook Proは共通してApple M1Xチップを搭載しています。
Apple M1X
Apple M1Xは、Apple M1の上位に当たるチップです。
コア構成がM1と異なり、今の所、高性能コア8+高効率コア2の計10コアCPUと、16コアあるいは32コアのGPUを搭載するとされています。おそらく、内部のアーキテクチャは変わらないと思います。
メモリは最大64GBと予想されています。
個人的には、MBP 14"向けが最大16コアGPUと32GB RAM、16"向けが最大32コアGPUと64GB RAMになるのではないかと思っています。
機能面で差?
性能面で差がないということには、機能面で差があると見られます。
可能性としては、ポートの数や前述のGPUのコア数のようなところで差を出してくるんじゃないかと言われています。少なくとも、バッテリーサイズと画面サイズには差があるので、それ+αの変更点と見られます。
ちなみに、32コアGPUを搭載するM1Xではモバイル向けのGeForce RTX 3070と同等の性能を出すことが予想されています。
14インチは値上がり
実質的に、MacBook Pro 16"の性能に追いつくことになる14"は、値上がりが行われるとDylan氏は主張しています。
現行のMacBook Pro 13"上位モデルの価格が207,680円、MacBook Pro 16"モデルの価格が273,680円となっていることを見ると、価格の上昇は高くて4万円程度、安くて2~3万円程度と見られます。