錦です。
Microsoftは、Windows 11のCPUサポートリストを更新し、Intel第7世代Core「Kaby Lake」の一部をサポートすることを明らかにしました。
新たにサポートされるCPU
- Intel Core i5-7640X
- Intel Core i7-7740X
- Intel Core i7-7800X
- Intel Core i7-7820X
- Intel Core i7-7900X
- Intel Core i7-7920X
- Intel Core i9-7940X
- Intel Core i9-7960X
- Intel Core i9-7980XE
- Intel Core i7-7820HQ
新たにサポートされるのは、Intel第7世代Core「Kaby Lake」の「Core i7-7820HQ」と、Kaby Lake-Xの下位SKU「Core i5-7640X」「Core i7-7740X」。そして第7世代のCoreXシリーズ「Skylake-X」のラインナップです。
現在もまだ、Core i7-7700Kを始めとしたKaby Lakeでのプレビューも続いているため、その他のメインストリームのKaby Lakeラインナップがどうなるのかは不明です。
ただし条件
Core i7-7820HQは、どちらかというとSurface Studio 2を対応させるための口実であり、Windows 11に対応させるための条件が新たにつかされています。
新たな条件としては、MicrosoftのDCHの設計原則に準拠する必要があるとのこと。ただ、これさらっと見た感じはソフトウェアとかドライバ関係の要素なので、今後新しくサポートされるハードウェアが増えるかもしれません。増えないかもしれません。
Microsoftは、Xeon Wラインナップも追加するとのこと。Skylakeと対応するXeon Wは、2100番台と3100番台になりますが、具体的なラインナップは不明です。
AMD
AMDとMicrosoftは、第1世代Ryzenについてもサポートしないことを明らかにしました。
これにより、それと同世代であるSkylake-S/H/U/YやKaby Lake-S/H/U/Yのサポートも若干危うくなってきましたね。
Windows 11でサポートされるCPUシリーズ
ざっとまとめるとこんな感じ。詳しいSKUはこのエントリをご覧ください。
- Intel Coffee Lake(第8世代)
- Intel Coffee Lake Refresh(第9世代)
- Intel Whiskey Lake(第8世代)
- Intel Amber Lake Y(第8/10世代)
- Intel Ice Lake(第10世代/Xeon 第3世代SP)
- Intel Comet Lake(第10世代)
- Intel Tiger Lake(第11世代)
- Intel Rocket Lake(第11世代)
- Intel Lakefield
- Intel Elkhart Lake
- Intel Gemini Lake
- Intel Jasper Lake
- Intel Cascade Lake(Xeon 第2世代SP/)
- Intel Skylake(Core Xのみ)
- Intel Kaby Lake(一部)
- Intel Cooper Lake(Xeon 第3世代SP)
- AMD Zen+
- AMD Zen 2
- AMD Zen 3
- Qualcomm 850以降のWin向けSoC
- Microsoft SQチップ
確認アプリ
また、現在配布が停止しているWindows 11との互換性を確認するためのツール「PC正常性チェック」をInsider向けに提供を再開、今後数週間以内に一般向けにも公開されます。