錦です。
既に削除されているようですが、VideoCardzとWccftechによると、中国の掲示板bilibiliに、Alder Lake-Sのミドルレンジとなる「Core i5-12400」のベンチマークが掲載されていたことがわかりました。
各写真については、Wccftechをご覧ください。ここでは数値のみを扱います。
仕様
仕様ですが、これはCPU-Zの写真からわかります。
コア数は6コア。高効率コアとなるEコア(Gracemont)は搭載されないので、純粋なGolden Coveが6コアのみの構成となっています。CPU-Zのスクショでは3990MHzで駆動しているように見えるので、仕様としてのクロックが4.0GHz前後になっているとみられます。ちなみにCore i5-11400が2.6~4.4GHzなので、似たような仕様になるのかな。
となると、最終的な仕様はこのようになります。
- クロック:BaseClock <= 4.0GHz <= BoostClock
- コア数:6C0c12T
- キャッシュ:18MB
ベンチマーク
ベンチマークはちょっと表にしてまとめました。
Single | Multi | |
---|---|---|
Cinebench R20 | 659 | 4784 |
CPU-Z | 681.7 | 4983.8 |
AIDA64についてはここで書き表せるわけではないので、Wccftechをご覧ください。
で、このシングルスコアは大体Ryzen 9 5950Xと同等か上回る程度。やはり、Intelのほうがシングル性能は強いですね。
一方マルチは、競合相手の少し上のモデルであるRyzen 5 5600Xと同等かそれ以上という感じになっています。これは非常に良いスコアだと思います。
来年登場
Core i5-12400含む、K/KF以外のCPUは年内には登場せず、来年以降の登場となります。