錦です。
Valveが販売しているハンドヘルドゲーム機「Steam Deck」の一部について、SSDがダウングレードされた事がわかりました。
ダウングレード
Steam Deckのストレージはカスタムすることができ、64GB eMMC、256GB NVMe SSD、512GB MVNe SSDから選択することができます。
今回ダウングレードされたのは256GBと512GBモデルの一部で、通信規格がPCIe 3.0 x4からPCIe x2となったとのこと。これにより、実質的な速度が4GB/sから2GB/sに低下します。すべてではないというふうに書かれており、どういうモデルでx2になっているのかは不明です。
Valveは、「x2とx4でゲーム性能への影響は見られなかった」としています。Steam DeckではWindows 11が別途で用意することによって動作するようになっています。ゲームを主眼において購入を検討しているのであれば大きな問題はないのかもしれませんが、Zen 2とRDNA 2という性能に期待して購入される方は、SSDの帯域を気にする必要があります。
なお、Steam Deckは分解することでSSDの換装できるにはできますが、SSDへのアクセスは難しく面倒で、かつSSDがM.2 2230モジュールという一般的なM.2 SSDともまた異なるので推奨されません。microSDには対応していますが、SSDよりもスピードは出ません。