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Valve、OLEDディスプレイ搭載やWi-Fi 6Eなどでアップデートした「Steam Deck OLED」を発表

Valveは、OLEDディスプレイを中心に各所にアップデートを施したハンドヘルド型のゲーム機「Steam Deck OLED」を発表しました。

Steam Deck OLED

Steam Deckは、Steamの開発元であるValveが開発したハンドヘルド型のゲーム機です。LinuxベースのSteamOSを搭載し、同社のWindowsゲーム互換レイヤーであるProtonを利用し、Windows向けにリリースされている数多くのゲームをプレイすることが可能です。Steam Deckに対応しているか否かはSteamの各ゲームページで確認することができます。

「Steam Deck OLED」は、そのマイナーアップデート版で、名前の通り、液晶ディスプレイをOLEDに変更されたのを中心に、いくつかの変更が加えられています。

まず、ディスプレイは、OLEDに変更されたとともに7インチから7.4インチへと若干大型化しました。また、リフレッシュが60Hzから90Hzに向上しています。

プロセッサは変わらないものの、ファンが大きくなり、冷却機構全体もアップデートされたことで動作温度が低減しているそう。そして、メモリ速度が5.5Gbpsから6.4Gbpsへ向上しています。メモリの帯域が向上していることでゲーム性能は多少影響しそうです。

バッテリー容量が大きくなり、バッテリー駆動時間が2~8時間だったのが、3~12時間に1.5倍程度向上。バッテリーが大容量になったのにもかかわらず、本体重量は669gから640gへと軽量化しています。

ワイヤレス部分ではWi-Fi 6Eに対応し、高速通信が可能に。Bluetooth 5.3にも対応しています。

ストレージラインナップは、64GB eMMC版が廃止され512GBと1TBのNVMe SSD仕様のみになりました。

価格と発売

日本ではKOMODOが正規代理店となり、17日にSteam Deckに追加される形で発売されます。

512GB版が84,800円、1TB版が99,800円となっています。

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