錦です。
Acerは、日本時間9月30日に、Intel Arc A770 GPUを搭載した「Predator Biforest」ブランドでカスタムビデオカード市場に参入することを発表しました。
Acer
Acerといえば皆さんは何を思い浮かべますか?私はPCメーカーと言う印象があります。あと、ディスプレイも有名ですよね。この記事を書くのにあたって調べててわかったんですが、BenQってもともとAcerだったんですね。
そんなAcerですが、これまでPCパーツの製品を展開していなかったはずで、今回のカスタムビデオカードの投入が初めてのこととなります。
Introducing the all new @intelgraphics #IntelArc A770 GPU, which we've christened #PredatorBiFrost. Paving the way for a new generation of gaming awesome! pic.twitter.com/MmN4rAszIt
— Predator Gaming (@PredatorGaming) September 30, 2022
まだ詳細な情報を明らかにしているわけではなく、A770 GPUを搭載することとブランドが「Predator Biforest」になること、そしてデザインのみが発表されています。A770には8GBバリアントと16GBバリアントがあり、どちらが採用されるかは不明です。
デザインを見ると、デュアルファンではあるものの外排気のように見えます。また、電源は8pinx2になっているようです。もちろんゲーミングGPUなので光ります。ボード上部にはIntel ARCのロゴと、Predatorというロゴと文字が。かっこいい。そして、表側にはPredatorのロゴがドーンと書かれていますね。
今後の展開に期待
すでにカスタムカード市場には、ASUSやGigabyte、MSI、玄人志向、Palit、ASRock、ZOTACといった大御所とも呼べる企業が競合しあっています。その中でIntel Arcを搭載するカスタムカードを提供することを発表しているメーカーはRadeonのカスタムカードや高耐久マザーでおなじみのASRockと、6月にArc A380を中国で展開したGUNNIRがあります。ASUSやMSIがまだ投入を発表していないので、少数の企業の中にAcerが飛び込むことになります。
もし、Acerのカスタムカードがうまいこと行けば、今後GeForceやRadeon搭載のカスタムカードも登場してくる可能性もあるでしょうから、選択肢が増えてくれることにも期待しますね!