錦です。
AMDが米国の公式ストアにてRyzen 5000シリーズの大幅な値下げを行ったことがわかりました。
値下げ
今回の値下げはあくまで米国のものであり、もちろんこれを輸入することもできなくはないですが、そうすると輸入コストの関係で現状の日本の価格を超えてしまう恐れがあります。おそらく、Ryzen 5000シリーズ自体の価格が下落に向かうはずなので、遅かれ早かれ日本でもRyzen 5000シリーズの価格の大幅な下落が起きます(というか、一部のショップ・モデルで実際に価格の下落が発生しています)。
また、AM5ソケットを搭載したAMD 600シリーズチップセット搭載マザーは全体的に高価かつ、DDR5もいくら値段が下がったとは言え高価なので、ここで一つひと世代前のCPUで構成するのも良さそうです。
値下げされた製品と値下げ幅は以下のとおりです。
- Ryzen 9 5950X:549ドル(-250ドル)
- Ryzen 9 5900X:349ドル(-200ドル)
- Ryzen 7 5800X3D:329ドル(-120ドル)
- Ryzen 7 5800X:249ドル(-200ドル)
- Ryzen 5 5600X:159ドル(-140ドル)
特に、3D V-Cacheを搭載したRyzen 7 5800X3Dも後継が登場していないにもかかわらず値下げされているのが面白いです。また、Ryzen 7 5800XはRyzen 5 7600Xと同じ値段まで値下げされており、8コアZen 3 Ryzenが安価に利用できるようになりました。Ryzen 5 5600Xについてはほぼ半額まで値下げされています。
日本では円安の影響もあり、発売当時の価格と今の価格を比べても大きな値下げにならないかもしれませんが、直近の価格からは下落する見込みなので、この際にコスパ重視のZen 3システムを組んでみるのも良さそうですね。