錦です。
もう発表されて1ヶ月経っているようですが、朝からニュースを確認しているととても気になるパソコンが販売されている模様です。それが、リンクスインターナショナルの「LZ16J」。このパソコンがちょっとおもしろいんです。
LZ16J
LZ16Jはリンクスインターナショナルが発表したミニPCです。0.2Lという手のひらに収まる非常にコンパクトな筐体ながら、USBx3、HDMIx2、Ethernet、SDなどという多様なインターフェイスを持つPC。
そして、このサイズながらCore i5とNVMe SSDを搭載しており、性能も申し分ないでしょう。
ただ、このCore i5が面白いんです。リンクスインターナショナルによると搭載されているのは第10世代Ice Lakeの「Core i5-1030NG7」。察しの言い方ならおわかりいただけると思うんですが、このCPU、MacBook Air専用のCPUだったんです。
Core i5-1030NG7は、Ice Lake-Yの一部です。NGとつくIce Lakeはこれまで(私が知っている限りでは)MacBook Airまたは13" MacBook Proにしか供給されていません。Core i5-1030G7というSKUもありますが1030G7が9W、1030NG7が10Wと若干TDPが高くなっており、ベースクロックが800MHzから1.1GHzと300MHz高くなっています。
正直なところ、Macにしか供給されていないIce Lake-U28がMac以外で使えるようになったら面白いのになぁと思ったり(てか半年だけ販売されたApple SiliconのせいでIce Lake-Yは在庫たんまりなんじゃない?)。
他の仕様として、LZ16JはWindows 11 Proをプリインストールしており、業務向けにも使えるでしょう。そして4Kについては60Hzを2枚まで出力できるなど、このサイズのPCにしては最高のスペックです。
メモリは16GB LPDDR4、ストレージは512GB NVMe SSD、Wi-Fi 5とBluetooth 4.2をサポートしています。
価格は店頭で79,979円。結構お手頃ですね。