錦です。
USBの策定を行なう、米Appleや米Intelなどテック系企業7社からなる USB Promoter Group が、次世代USBアーキテクチャ「USB 4」の仕様を発表しました。
同時にIntelは、Thunderbolt3のプロトコル仕様を同団体に提供したことを発表しました。これによりUSB Promoter Groupに参加している企業は、無償でThunderbolt3の互換チップを製造できるようになります。
USB 4
USB 4は、Thunderbolt3の仕様をベースとしており、転送速度がThunderbolt3と同等の40Gbpsになります。現行のUSB 3.2の2倍の帯域幅をもちます。
あくまで詳細の一部が発表されただけなのでこれが全てではありませんが、今後、USB 4を利用してeGPUに対応したりすると見られます。
Thunderboltとは
Thunderboltとは、AppleとIntelが共同で開発した、高速汎用ポートで、Macには2011年頃から採用されているポートです。
Thunderbolt3では、USB TypeCと互換性を持ち、MacbookPro 2016からは、Thunderbolt3がメインのポートになりました。
Thunderbolt3は、USB 3の最大4倍の転送速度を持ち、eGPU(外付けGPU)に対応します。
初めはIntelの特許でしたが、2017年にロイヤリティフリー(ライセンス使用料 無料)にすることを発表し、今回それがなされたということになります。
詳細は今月半ば
USB 4の詳しい詳細は今年半ばに発表されるとの事。実用化は2020年か2021年以降になりそうです。