錦です。
Appleが先日発売した、新しいMacbook Pro 13インチのエントリーモデルに搭載される「1.4GHzクアッドコアIntel Core i5」「1.7GHzクアッドコアIntel Core i7」のCPU詳細を公開しました。
仕様
今回採用されたのは、Intel Uシリーズでも省電力で、さほど性能が高くない 15W モデルです。シングルブーストの場合、i5で3.9GHz・i7で4.5GHzと速度は出ます。iGPUもダウングレードされており、Iris 655(もともとのMacbook Pro 13インチに搭載されていたGPU)からIris 645になっています。Thunderbolt 3ポートが2つ搭載されているのeGPUで拡張することも可能です。その時、eGPUのvRAM最大容量は32GBまでです。
さほど差がない
ベンチマークツール「GeekBench」でベンチマークを計測した結果がMacお宝鑑定団で掲載されています。
結果は、Core i5搭載モデルのみなっています。
Macお宝鑑定団は、この結果に関して「0.8倍遅い」とコメントしています。
Macお宝鑑定団のidanboさんが計測したデータを参照して性能差を比べると、0.8倍どころか約0.9倍とほぼ同スペックに。OpenCLスコアでは約0.93倍と追いついています。
図中③は、Thunderbolt 3ポートが2つしか搭載されてない「廉価版」のMacbook Proの前世代 2017の性能です。コア数は2コアから4コアへ倍増している影響で、シングルスコアが下がり、マルチスコアが大きく向上しています。また、③Macbook Pro 2017に搭載されるIris 640からOpenCLスコアが1.67倍と大幅に向上しています。