錦です。
Intelは先程、第10世代Coreプロセッサシリーズを発表しました。
モデルナンバーの規則
Ice Lakeプロセッサでは、これまでの「8250U」のようにUなどのアルファベットで種別を判断することができる命名規則とは異なり、GPUの性能がわかりやすくなっています。
Core i7-1068G7
青色部分でブランドを示し、赤色部分で世代を、緑色部分で性能(モデル)を、紫色部分でiGPUの性能を表しています。Ice Lakeシリーズでは、プロセッサのモデルナンバーでGPUの性能を比較するため、iGPUにUHD 630やUHD 620のような区別はなくなりました。ただ、Iris GraphicsとUHD Graphicsの区別は残っています。
iGPUの区別
iGPU(内蔵GPU)に関しては、先述の通り モデルナンバーの G以下の数値で性能が決められます。
- G1 UHD Graphics (実行ユニット(EU) 32コア)
- G4 Iris Plus Graphics (実行ユニット(EU) 48コア)
- G7 Iris Plus Graphics (実行ユニット(EU) 64コア)
Ice LakeのiGPUは、Gen 11のGPUが採用されています。
仕様
仕様はこの様になっています。
発表通り、4コア8スレッド・最大4.1GHzなどの仕様があります。
また、先述の通り、モデルナンバーの命名規則が変わったのでUシリーズ・Yシリーズを区別するのが困難になっています(TDPで区別可能)。
Yシリーズでは、Core i5 i7が4コアになりました。これにより、超薄型モデルにおいても、4コア性能を体験することができます。
搭載製品は年末にかけて登場するとの事です。
各仕様ページへのリンクは以下から
Mobile 10th Gen Intel® Core™ U- and Y-Series Processors Brief