錦です。
AMDは、記者会見を開き、第2世代EPYC(7002シリーズ)を発表しました。
第2世代 EPYC
第2世代EPYCは、Ryzen第3世代同様 Zen2マイクロアーキテクチャを採用し、TSMCの7nmプロセスルールで製造されます。
Romeという開発コードで開発されてきた第2世代EPYCですが、今回、モデルも発表されました。
最大64コア128スレッドの7742から、8コア16スレッドの7232Pまであります。
TDPはRyzenほど低くはありませんがデータセンター向けとしてはかなり低めかな。
Pがつくモデルは、シングルソケット向けの製品で、価格がかなり訳すなっています。
パッケージ上には、最大8コア搭載できるCPUダイを8つ実装し、それに加えてI/Oダイがあります。
ソケットはSocket SP3でRyzen Threadripper・前世代EPYCのソケットと互換性があり、EPYC 7000用マザーボードではBIOS・ファームウェアのアップデートは必要ですが、互換性があります。ただ、PCI Express Gen4や、128レーン対応にはEPYC 7002用のマザーボードが必要です。
AMDは、この第2世代EPYCについて競合相手のIntel Cascade Lake-SPの2倍の性能をもち、40-50%消費電力が少ないとしています。