錦です。
AMDはTwitterにてRyzen 9 3950Xと第3世代Ryzen Threadripperを11月にローンチすることを発表しました。
— AMD Ryzen (@AMDRyzen) 2019年9月20日
Ryzen 9 3950X
Ryzen 9 3950Xは、第3世代Ryzenシリーズの最上位のモデルです。Zen2マイクロアーキテクチャにより、第9世代CoreよりもIPCが高く、コスパがいいシリーズの最上位です。
16コア32スレッドでTDP 105Wという驚異の電力効率も誇っています。
COMPUTEX TAIPEIののち、E3で発表されました。7nmプロセスルールで製造されます。ベースクロックは3.5GHz、ブーストクロックは4.7GHz、キャッシュは64MB
第3世代Ryzen Threadripper
Ryzen Threadripperは、ZENマイクロアーキテクチャの中で最上位のワークステーション・ハイエンドゲーミングPC向けのCPUです。現時点での最大コア数が32コアと意味不明なコアの多さ。
第3世代Ryzen ThreadripperはZen2マイクロアーキテクチャをベースとした第2世代EPYCのRomeがベースになっているとみられ、EPYCでは最大64コア128スレッドなので、最大64コアになるとみられています。ほかにも最大48コアなどの情報が出ています。
Rome通りであれば、最大8コアのCPUダイが8つで計64コアになり、I/Oダイが追加されるとみられています。
遅れ?
もともと、3950Xは9月後半に登場するとみられていましたが、いろいろな理由で遅れが出ている模様。
まず、第2世代EPYCの需要が予想以上であったためにEPYCを優先したという理由。
もう一つは、第3世代Ryzen・第3世代Threadripperを製造するTSMCの供給力。
TSMCは7nmの製造能力増強に遅れが出ているほか、TSMCに製造を委託しているもう一つの大企業Appleとの兼ね合いもあるとのこと。
Source:Vortez