錦です。
AMDは、OEM向けとしてRadeon 600シリーズを投入しました。
600
Radeon 600シリーズは、OEM向けのGPUで、ローエンドのGPUになります。
NaviことRDNAではなく、Polaris世代のコアになっています。RDNAは先端かつ7nmでコストがかかるゆえ、ほぼ下位モデルのこのシリーズにはまだ採用されないということでしょう。Polarisは、12nmプロセスルールであり、一世代前のコアになります。
Radeon 600シリーズには、Polarisの中でも1番小さい「Polaris 12」コアが採用されています。
各仕様
Radeon 610
Radeon 610は、5コアのCU(演算ユニット)と320コアのSP(ストリームプロセッサ)を搭載、最大1030MHzのブーストクロックになっています。
性能は、660GFLOPs、メモリ仕様は4GB GDDR5。メモリ速度は4.5Gbps、メモリインターフェイスは64bit、メモリ帯域幅は48GB/s。
Radeon 620
Radeon 620は、6コアのCU、320コアまたは、384コアのSPを搭載、1024MHzのブーストクロックになっています。
性能は、800GFLOPs、メモリ仕様は4GB GDDR5または4GB DDR3。メモリインターフェイスは64bit、メモリ帯域幅は48GB/s。
Radeon 625
Radeon 625は、6コアのCU、384コアのSP、1024MHzのブーストクロックになっています。
メモリ仕様は、4GB GDDR5。メモリインターフェイスは64bit、メモリ帯域幅は48GB/s。
Radeon 630
Radeon 630は、8コアのCU、512コアのSP、1219MHzのブーストクロックになっています。
メモリ仕様は、4GB GDDR5。メモリインターフェイスは64bit、メモリ帯域幅は48GB/s。
Radeon RX 640
この中では最上位モデルとなるこのモデル。8コアまたは10コアのCU、512コアまたは640コアのSP、1287MHzのブーストクロックになっています。
メモリ仕様は、4GB GDDR5。メモリインターフェイスは64bit、メモリ帯域幅は48GB/s。
全て発売は第三四半期となっています。