錦です。
NVIDIAが開発・販売している、ローエンドラップトップ向けGPUである「GeForce MX」の次期モデルでは、Turing アーキテクチャのコアを採用すると報じられています。
GeForce MX 450(仮称)と見られるこのGPUは、GeForce GTX 1650と同じTU117 コアを採用するとのことです。TU117にはRTコアとTensorコアは搭載されないので、DXR(リアルタイムレイトレーシング)と、DLSSは利用することはできませんが、性能自体はかなり向上するようです。
Next Nvidia MX card with TU117
— _rogame (@_rogame) 2020年4月6日
> 540MHz base clock
> 2GB 10Gbps GDDR6
This should be < 25W SKU
Check notebook check's article for more details : https://t.co/eNubKSF1Xy pic.twitter.com/yBnOp36q6i
また、TechPowerUpによると、vRAMはGDDR5からGDDR6にアップグレードされるとのこと。理由として、GDDR5が不足しているか、GDDR6のほうが安価になっている可能性を指摘しています。
消費電力は25Wになっています。
接続は、Turing GPUとして初めてPCIe 4.0をサポートしています。
MX 450は、IntelのdGPUこと「Xe DG1」に対抗する製品として展開される模様で、Intel CPU+Intel GPUの構図を阻止するためのようにみえます。