錦です。
新型iPhone SEが発表されましたが、筐体がiPhone 8ということから、使えない機能が多数あります。今回はそれをご紹介していきます。
iPhone SEで使える機能
iPhone 8に比べてできることは以下のとおりです。
エクスプレスカード
エクスプレスカード機能は、iPhone SEの充電が切れた状態でもSuicaなどが利用できる機能です。これで、駅構内に閉じ込められる心配はありません。
ポートレート
iPhone 8ではできなかった、ポートレート撮影に対応しています。機械学習によるそれで、人に対してしか有効ではありませんが、Focusなどのアプリを使えば、モノにたいしてもボケを作ることが可能です。
- 自然光
- スタジオ照明
- 輪郭強調照明
- ステージ照明
- ステージ照明(モノ)
- ハイキー照明(モノ)
の6つのエフェクトが利用でき、かなりきれいにぼかすことができます。
深度コントロール
iPhone 8 Plusでもできなかった、ポートレートの深度コントロールに対応しています。ボケの強度を調節することができますよ!
デュアルSIM
日本では、nanoSIMとeSIMのデュアルSIMに対応しています。中国など一部の国や地域のモデルではnanoSIMが2つのデュアルSIMに対応しています。
デュアルSIMでは例えば、仕事用とプライベート用で回線を分けることができます。
日本では、IIJmioがeSIMに対応しています。
インカメ・アウトカメラ同時撮影
AVMultiCamPiPというAPIが使われたアプリを利用することで、インカメラ・アウトカメラで同時に撮影することができます。iPhone 8ではできません
とんでもスペック
Apple A13はとんでもない性能になってますから、それを使えるのは大きな利点!
できないこと
逆に、iPhone 11に比べてできないことは以下のとおりです。
顔のトラッキング
インカメラにTrueDepthCameraが搭載されていない関係で、顔のトラッキングが利用できません。よって、アニ文字やミー文字で、iMessageのステッカーを送信する時、顔の動きは送信できません。
超広角と望遠
iPhone 11シリーズに搭載されている超広角カメラや、iPhone 11 Proに搭載される望遠カメラも利用できませんというか、搭載されていません。
ナイトモード
iPhone 11の特徴の一つである、ナイトモードは利用することはできません。
FaceID
これも、同じです。FaceIDではなく、TouchIDが搭載されています。マスク生活なら、こっちのほうが良い!
スローフィー
iPhone 11/11 Proで利用できる、インカメラでのスロー撮影ですが、これも利用できません。
4x4 MIMO通信
iPhone 11 Proが対応している4x4 MIMOでのモバイル回線通信ですが、iPhone SEはiPhone 11同様2x2 MIMO通信になっています。
光学ズーム
iPhone SEは、光学ズームには対応していません。光学ズームとは、画質の劣化無しでズームができるズームのことですが、iPhone SEにはカメラが1つしか搭載されていないため、利用することはできません。ただし、10倍のデジタルズームは利用可能です。
3D touch
ハードウェア的な3D Touchはなくなりました。しかし、ソフトウェアで長押しで代用できます(iPhone 11シリーズにも3D Touchはありません)。
この他にも、あるかもしれませんので、今後ご紹介していきます。