錦です。
Longhorn氏によると、Windows 10 ARMで将来的にx64ソフトが動作する可能性があるものが見つかったことがわかりました。
現在、Windows 10 ARMでは、ARMネイティブアプリでは64bitで動作するものの、x86アプリは32bitのみエミュレートで動作します。64bitのソフトウェアででも32bitで動作します。RAMが4GBになるなどの制約を受けます。
Windows architectures:
— Longhorn (@never_released) 2020年5月17日
_M_ARM64EC:
x86_64 on Arm64 machine type.
Longhorn氏が発見しツイートしたのは「ARM64EC」というもの。同氏は、これがx86_64の新たなWindowsアーキテクチャの名前になる可能性があると示唆しています。
Microsoftは、2018年2月にWin10 ARMの制約についてのドキュメントを公開したのにまもなく削除されたことが話題になりました。この制約とはx86系統は32bitでのエミュレートに限られるというものですが、これが削除されたというのは将来的にx64のエミュレートにも対応するということなのではないかと噂されています。
Win10 ARMのx86エミュレート能力は、ほぼ性能の劣化なしに行えることから、かなり優秀なものであると話題になっており、Surface Pro Xから始まるARMベースのWindowsについてもかなり評判が良くなっています。
via Engadget 日本版