Linux 6.13がStableに到達 ~ Apple A7~A11のサポートなど

Linux 6.13がStableに到達しました。

変更点

今回は年末年始を挟むということもあり、注目するような大きな変更点はなさそうです。見ていきましょう。

ハードウェア

  • Intel Granite Rapids Dのアイドルドライバーのサポート
  • Granite Rapidsに対する最適化
  • Apple A7~A11 Bionicのサポートが追加される
  • 古めのSoC・マイコンも追加
  • Intel Panther Lake向けアップデート
    • Intel第5世代NPUのサポート
    • Panther Lake-HのEDACの初期サポート
    • Xe3 GPUの初期サポート
  • AMD Zen 5のサポート強化
  • AMD Zen 5 EPYCのドライバ更新(P-Stateに変更)

その他

  • リアルタイム機能の拡張(遅延プリエンプションの追加)
  • コードの整理
    • RaiserFSの削除
    • 10万行以上のコードの削除

Linux 6.14

Linux 6.14はまもなくマージウィンドウが開かれる予定です。

Linux 6.14では、AMD XDNAが正式にLinuxでサポートされるようになるほか、今夏にかけて登場するハードウェアのサポートが追加される見込みです。

また、Ubuntu 25.04やFedora 42にも採用されるカーネルとなるため、注目が集まります。

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