錦です。
AppleがiPhone 12とともに発表されたMagSafe充電器ですが、MacRumorsによると、iPhone 12以外では性能がかなり低下することが明らかになりました。
同製品は、iPhone 12シリーズの新機能 MagSafeをりようして充電できる新しい純正ワイヤレス充電器で、15Wの急速充電ができるようになっているのが特徴です。なお、MagSafeとは言いながら、Qi充電と互換性があるためiPhone 8以降のiPhoneに対応しています。しかし、MacRumorsの検証によると、iPhone 12以外のiPhoneでMagSafe充電器を利用すると大きく性能が劣化することがわかりました。
同メディアの検証では、充電残量1%にして機内モードにしたiPhone XS Maxを30分間、7.5Wの従来のQi充電器*1とMagSafe充電器でそれぞれ2回ずつ充電した結果を比較しました。検証結果としては、7.5W Qi充電器では30分で1回目 25%、2回目 26%となりましたが、MagSafe充電器では、1回目13%、2回目14%とかなり遅くなっていることがわかります。
この検証結果から、iPhone 12シリーズ以外のデバイスで従来のQi充電器ではなく、MagSafe充電器を選ぶ意味もありませんし、利点もないことがわかりました。