錦です。
リーカーであるkopite7kimi4virgil氏が、TwitterにてRTX 30シリーズの情報をツイートしています。
GA102-150-KD-A1, 7424FP32, 320bits
— kopite7kimi4virgil (@kopite7kimi) 2020年10月23日
内容としては、RTX 3070とRTX 3080の間の製品が存在していること、コアはGA102-150であること、CUDAコアが7424であること、メモリインターフェイスが320bitであることです。CUDAコア数がわかるとSM数・Tensorコア数・RTコア数がわかりますので、この未発表の製品のわかっている仕様をまとめると
- GA102-150
- 7424 CUDAコア
- 58 SMコア
- 58 RTコア
- 232 Tensorコア数
また、320bitのインターフェイスであることからvRAMは10GB GDDR6Xであることが伺えます。
製品の名称としては、RTX 3070とRTX 3080の中間モデルであることから、RTX 3070 TiかRTX 3070 Superと考えるのが妥当でしょうか。CUDAコア数をみて分かる通り、RTX 3070(5888コア)とRTX 3080(8704コア)のほぼ中間のコア数になっているので、3000近いCUDAコア数の差があるRTX 3070と3080の間を埋める製品と考えるとこの製品の意味にものすごく納得できます。採用するコアはGA102で、RTX 3080と同じです。ここから考えると性能的にはRTX 3080の劣化版と考えるのが正統ですね。
価格は、RTX 3070が699ドル、RTX 3080が499ドルであることから599ドルくらいかな?大体6.5~6.7万円くらいでの供給になりそうですね。
そういえば、Nishiki-Hubでは休止中で取り上げてなかったんですけど、どうもRTX 3070 Tiに値する製品は、GA104のフルモデルで提供されるみたいな噂があったみたいですね(16GBの3070と20GBの3080もなくなったんですね・・・)。このグレードの製品には複数の噂が混在しているようなので、深く信じないようにしましょうか。まもなくRTX 3060 Tiの情報が出てくるみたいですし。