錦です。
結構立て続けのIntel GPUネタです。VideoCardzによると、将来登場するLunar Lake-SのiGPUには、Gen 13となるIntel Graphicsとなる「DG3」が搭載される可能性があることがわかりました。
Lunar Lake, Goldwater Lake, Jupiter Sound and DG3 spotted in GPU drivers : intel
Lunar Lake
Lunar Lakeは、当ブログは初めてお目にかかるコードとなります。現在のCore Sの最新シリーズはComet Lake-Sです。これが第10世代になります。そして、来年前半には第11世代となるRocket Lake-Sが登場、後半には第12世代となるAlder Lake-Sが登場します。そして2022年~2023年頃にMeteor Lake-Sが登場して、これが第13世代となります。
Lunar Lakeはこの次、第14世代になると見られるCore Sです。
世代 | シリーズ | グラフィックス |
---|---|---|
10 | Comet Lake-S | Gen 9.5 |
11 | Rocket Lake-S | Gen 12 |
12 | Alder Lake-S | Gen 12 |
13 | Meteor Lake-S | Gen 12 |
14 | Lunar Lake-S | Gen 13 |
Lunar Lake-Sでは、Intel GraphicsでGen 13に当たるiGPUを搭載すると報じられています。Gen 13は、IntelのdGPUの開発コードではDG3に当たるものとされています。
DG3は名の通り、DG2の後継となります。先日発表されたIris Xe MaxはDG1ですので2つ後の製品になりますね。しかし、DG1の展開は広くはなく、来年にはDG2の製品が展開される見込みで、実際にデスクトップ向けのdGPUとして展開される本腰を入れたものは、DG2となります。DG1とDG2は実質同じ世代で、DG1は主にラップトップとTiger LakeのiGPU向けになっており、DG2になって初めてゲーミング向けのGPUが登場するとみられています。
Lunar Lakeは、LGA 1700ソケットを採用する最後のシリーズになるとされています。ソケットは現行のComet Lake-SがLGA 1200となっています。LGA 1200はRocket Lake-Sまで、それ以降のAlder Lake~Lunar LakeはLGA 1700ソケットになると見られています。