錦です。
Leakbench氏のツイートから、Intel第11世代Rocket Lake-Sの35W帯CPU「i9-11900T」と65W帯「i7-11700」のGeekbench 5のスコアが流出しました。
Geekbench 5 CPU
— Leakbench (@leakbench) 2021年2月12日
11th Gen Intel Core i9-11900T
GenuineIntel Family 6 Model 167 Stepping 1https://t.co/3KtLzlFfRB
これらのCPUの仕様は以下の通りになっています。
i9-11900T | i7-11700 | |
---|---|---|
コア | 8 | 8 |
スレッド | 16 | 16 |
ベースクロック | 1.5GHz | 2.5GHz |
ブーストクロック | 4.9GHz | 4.9GHz |
キャッシュ | 16MB | 16MB |
メモリ容量 | 16GB | 16GB |
シングルスコア | 1717 | 1718 |
マルチスコア | 8349 | 9442 |
TDP | 35W | 65W |
このスコアなんですけど、現時点でWindows上での最強シングルスコアを誇るCPU「Ryzen 9 5950X」の1689や、現行の全CPUで最強のシングルスコアをもつ「Apple M1」の1709を上回るシングルスコアになっています。
こちらのグラフは、Geekbench 5のシングルスコアをもとに算出した1GHzあたりの性能です。Apple M1は化け物すぎるからおいておくとして、AMD Zen 3の333を、350で上回りました。基本的にこの数値はマイクロアーキテクチャが更新され無いと大きく変化しないので、SkylakeからCypress Coveへのアップデートがいかにすごいのかわかっていただけると思います。これだけ見れば32.6%性能が向上している事がわかります(ただし冷却性能等によってもこの数字は変わるのであくまでも目安です)。