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「Sapphire Rapids」のコアは「Golden Cove」に ~ Linux向けのパッチから判明・Core Xにも展開される

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錦です。

VideoCardzによると、IntelのAndi Kleen氏から提出されたパッチに「Sapphire Rapids」についての変更が加えられていることがわかりました。

Sapphire Rapids

Sapphire RapidsはIce Lake-SPの後継となるスケーラブルプロセッサとなっていて、もともとはWillow Coveが使われるとパッチには書かれていた模様。それがGolden Coveに変更されたということのようです。

Golden Coveは次期Coreプロセッサとなる「Alder Lake」の高性能コアとおなじになっています。これは、10nm Enhanced SuperFinによる製造を表しており、性能が向上します。そして、DDR5とPCIe 5.0のサポートを含んでいるとのことです。

スケーラブルプロセッサとしてのSapphire Rapidsは、最大56コア、最大80レーンのPCIe 5.0、8ch DDR5メモリをサポートしているとのことで、一部のバリアントでは最大64GBのHBM2eメモリを搭載するとされています。


そして、Sapphire Rapidsには、Cascade Lake-Xで止まっているCore Xへの展開が含まれているとのこと。世代的に第12世代となることから「Core i9-12000X」シリーズと「Xeon W-2300」シリーズになると見られます。CoreXでもCove系統のコアに変わり、10nmへの移行が進むことになりそうです。