錦です。
Intelは来年1月10日に第4世代スケーラブルプロセッサと、Xeon Maxとしてすでにその概要が発表されているプロセッサ及び、Data Center GPU Maxの3つのラインナップを正式に発表することを発表しました。
第4世代スケーラブルプロセッサ
第4世代スケーラブルプロセッサは、Sapphore Rapids-SPとして開発されているCPUラインナップと見られており、最大56コアのGolden Coveを搭載していると見られています。
Xeonとしては初めてIntel 7プロセスを採用する製品であり、また初めてタイル構造を採用するCPUでもあります。
現行のIce Lake-SPやCooper Lake-SPの後継となるラインナップです。
Xeon Max
Xeon Maxはすでにその概要がすでに明らかにされているラインナップです。もともとSapphore Rapids with HBMという名前で知られていたラインナップとなっています。このCPUは専らハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)向けのCPUであり、米国のスパコン「Aurora」にも搭載されるCPUです。
その名の通り、1TB/sの帯域で通信することができる64GBのHBM2eメモリをCPUパッケージに内蔵しており、HBM2eのみで駆動、DDR5(DIMM)のみで駆動、両方が協調して駆動という3つのメモリ駆動方法が搭載されます。
Data Center GPU Max
Data Center GPU MaxもXeon MaxとともにHPC向けの製品です。Ponte Vecchioという名前で開発されていました。
このGPUは、SIMD、SIMTの両方をサポートしており、x86やCUDAといったプログラムを簡単に移行することができます。
1月10日に発表
Intelは来年1月10日にイベントを予告しており、ここで発表されます。
Intel、1月10日に第4世代Intel Xeonスケーラブルプロセッサについて発表することを明らかに 〜 「Sapphire Rapids」ついに登場へ - Nishiki-Hub