錦です。
MacRumorsによると、WWDC 21でiOS 15などとともに登場した現在Xcode 13 beta 4から「iOS 14.8」が見つかった事がわかりました。
Spotted in Xcode 13 beta 4:
— Brendan Shanks (@realmrpippy) 2021年8月6日
iOS 14.8 on the way? pic.twitter.com/X771UEiNF8
iOS 14.8
現行のiOSはiOS 14.7(.1)です。iOSは長くても、iOS x.7がそのバージョンにおける最後のメジャーアップデートになることが多いのですが、どうもiOS 14は8に突入するらしい。
しかも、いつものリリースサイクル的に、iOS 15の正式リリースまで実はすでに1ヶ月くらいになってたりするので、iOS 14.8がそれまでに登場する可能性というのは、若干考えにくい部分もあります。
iOS 15と同時かその後の可能性
iOS 15は、iOS 14を引き続き使い続けるか、iOS 15にアップデートするかが選べます。
「これまでもiOSの新しいバージョンにアップデートしなくても使えてたやん。何言ってんのお前」とお思いの方もいらっしゃると思いますが、ここでの「使い続ける」の意味は、iOS 15がリリースされたあとでもiOS 14のサポートが続くという意味になります。iOS 12が同じ状況になっていて、iOS 13のアップデートでサポートが終了したiPhone 6以前の一部のデバイス向けに現在もiOS 12のアップデートが続いています。
で、iOS 15がリリースされた後、ユーザーはiOS 15にアップデートするか、iOS 14を使い続けるかを選択することができます。
個人的に、iOS 14.8は、そのiOS 14を使い続けることを選択したユーザー向けのアップデート第一号である可能性を考えています。とくに、最新安定版Xcode 12ではなく、iOS 15と並行してプレビューされているXcode 13にこの表示が出ている事を考えても、iOS 15(Xcode 13)の正式リリースと同時かその後であると思えます。
〆
ただし、iOS 14.8がどこで登場するか、そもそも登場するかどうかというのも若干怪しい(Xcodeに書いてても登場しなかった例がある)ので、まあ様子見としましょう。もしかしたら、問題の修正だけで、iOS a.b.cの内、bをアップデートしてくる可能性もありますし。