錦です。
VideoCardzがGeForce RTX 3050についての情報を共有しています。
GeForce RTX 3050
GeForce RTX 3050は、GeForce RTX 3060を下回るエントリ向けのラインナップです。
もともと、RTX 3050 TiにはGA106-150という、かなりGA106がカットオフされるものが搭載されるという噂がありましたが、GA106-150は本当はRTX 3050だという情報も出てきましたがこの部分は結構曖昧みたい。
GeForce RTX 3050はフルHDゲーミングにターゲットを絞っており、基本的にRadeon RX 6500シリーズなどが主な競合相手となるでしょう。
性能
RTX 3050の性能については、GeForce GTX 1660 Superよりは高いものの、1月に登場するとされている12GB版のRTX 2060には劣るとのこと。具体的にRTX 2060並の性能になるのは、RTX 3050 Tiになるのではないかと思います。これはすなわちRX 6600よりも性能が低いということになります。
つまり前述の通り、RTX 3050の主な競合相手はAMDのRadeon RX 6500 XTや、Intel Arcのエントリラインナップであるということになりますね。
登場時期
登場時期は来年の第2四半期になるとのこと。おそらくGeForce RTX 3050とRTX 3050 Tiがほぼ同時に登場することになりそうです。この情報を見ると、少なくとも3つ多くて4つのGeForceを発表する見込みのCESでのアナウンスはなさそう。
CESでは12GB版のRTX 2060、12GB版のRTX 3080 Ti、16GB版のRTX 3070 Ti、そしてさらなるハイエンドのRTX 3090 Tiが登場する見込みとなっています。
AMDやIntelよりも音沙汰が少ない(情報管理がしっかりされている)NVIDIAのエントリ向けのラインナップですが、ここ数ヶ月で徐々にその姿を表しつつあります。今年1月から半年以上何も情報がなかったGeForce RTX 3050シリーズですが、登場も来年の第2四半期に定まってきました(というかここを逃すともうリリースする意味がない)。
そもそも、GTX 16シリーズが最後に投入されたのが2020年7月、Radeon RX 5500も2020年6月なので1年半に渡ってエントリ向けのラインナップが拡充されてないんですよね。で、今回来年の第2四半期いRTX 3050が登場することがわかり、おそらくRadeon RX 6500もそこあたりで登場することになることを考えると、2年ぶりのエントリラインナップです。
また、エントリ向けのラインナップでは初めてのRTXになる予定で、可能性としてRadeon RX 6500が先行すると、ミドル〜ハイエンドでレイトレにおいて先行したNVIDIAよりも、エントリではAMDのほうが先にレイトレを搭載することになります。
NVIDIAとしてもハイエンドはともかく、エントリでは競合相手はAMDだけじゃなくIntelも加わってくることから、計画もかなり綿密に立てているようですね・・・。面白いことになりそうです。