錦です。
Adobeは、2022年2月の更新(v22.2)で、NVIDIA製GPU、Intel内蔵GPU含むIntel製GPUで 10bit 4:2:0動画のエンコード速度が最大10倍高速になったことを明らかにしました。
変更点
まず変更点をまとめます。
- オフライン用の音声認識に対応。最大3倍高速に
- Adobe Senseiと、Auditionがベースの音声Remixシステムが追加
- エンコード速度が高速化 GPUのアクセラレーションが最適化
- MacBook Proのノッチに最適化
- Canon EOS R5Cのフォーマットに対応
GPUアクセラレート
今回のアップデートでは、GPUの最適化が行われており、内臓含むIntel製GPUと、NVIDIA製GPUで10bit 4:2:0のエンコードが最大で10倍高速になりました。
NVIDIAシステムでは5倍程度、Intelシステムでは最大10倍高速になるなど非常に高速になっています。HDも4K UHDも高速になっており、UHD側のほうがIntelで少なくとも最大8倍高速になっています。
PremiereおよびMediaEncoderにIntelQuick Syncテクノロジーが組み込まれていて、上記のように、モバイルデバイスのUHD解像度動画でもエンコード速度を大幅に向上させることができます。
AdobeはNVIDIAについても最新のStudio ドライバを利用することを推奨しています。