錦です。
NVIDIAは、日本時間の9月21日 午前0時から、GTCの基調講演を行うと発表しました。GTC自体は、9月19日〜22日となっています。
GTC
GTC(GPU Technology Conference)は、NVIDIAが主催している開発者や研究者向けのイベントです。最近はAIやOmniverseといった技術のプレビューや発表が行われている他、Hopper GPUなどHPC向けのGPUの発表も行われています。
今回も、ロボティクスや自律マシン、ヘルスケア、AI、メタバース、シミュレーションなどが主となっており、まもなく登場すると見られる「GeForce RTX 40」シリーズ(仮称)については期待できないと見られていたのですが・・。
GeForceについて発表を示唆
NVIDIAの今年第2四半期の収支報告にて、同社のCEOであるJensen Huang氏は、RTX 30シリーズの余剰在庫を認めつつ、GTCにてAmpereの後継について何らかの発表を行うことを明らかにしました。
Ampereの後継はHPC向けとコンシューマ向けに分かれていると見られており、HPC向けとしてすでに「Hopper」GPUの存在が明らかにされています。一方で、コンシューマ向けは「Ada Lovelace」という名前になると見られています。
Huang氏は、RTXの新しい進捗についてもGTCで明らかにするとしており、GeForceとしての製品は登場しなくとも、アーキテクチャの発表と機能の紹介が行われると見られます。
また、次期GeForceシリーズの登場については「今後数ヶ月でこれ(余剰在庫問題)を乗り越え、新しいアーキテクチャで来年を迎える」と発言しており、年内に登場することは間違いないようです。