錦です。
昨日、当ブログでもお伝えしたIntelのプロセッサの欠陥について、Intelが公式に否定しました。
Intel 過去10年に製造されたチップで設計上の欠陥による脆弱性発覚 OSのアップデートが必要か|ニシキのソフトウエア情報局
株価が下落
この欠陥の報道によりIntelの株価が大幅に下落、ライバル企業であるAMDの株価が上昇しました。
同じx86 プロセスを利用したRyzenにはこの欠陥は報告されていません。
欠陥ではなく業界全体の弱点
Intelに主張は、報道が間違いということと、これはIntel特有でなく多種多様なプロセッサやOSを搭載する端末に共通する弱点だとしています。
つまりIntelだけではなく、ほかのプロセッサ・メーカーやOSベンダーも直面している問題だと主張しているのです。
業界全体で対処
Intelは、声明文の中でこれは最新の調査によるもので、Intelを含む、AMDやARMなど多数のテクノロジー企業やOSベンダーと協力し改善しているということです。
またIntelはこの問題について、各社からのソフトウェアおよびファームウェアのアップデートの準備が出来てから来週にも発表する予定だったとし、本日急遽声明を発表したのは、間違った報道が行われたためと説明しています。