錦です。
先日リリースされた、GoogleChrome 73では、一部の地域で既定のブラウザに新たに「DuckDuckGo」を選択可能になっていることがわかりました。
DuckDuckGoは、2008年に開設されたプライバシー重視型の匿名検索エンジンで、同じ語句を検索したユーザー全員に同じ結果を表示するほどプライバシーを重視しており、Appleは、Safariの規定の検索エンジンにGoogle、Yahoo!、BingとDuckDuckGoを選択できるようにしています。
Chromeの担当者は「Chrome M73を始めるにあたって、当社はChromeの設定で利用できるデフォルト検索エンジンのリストを見直した。新しいリストは、公開されているデータを用いて、さまざまなロケールにおける検索エンジンの人気をもとに決定したものだ」としており、DuckDuckGoの担当者は「消費者にプライバシー重視型検索というオプションを提供する重要性をGoogleが認識したことは喜ばしい」と声明を発表しています。
なお、利用可能になった国や地域に日本は含まれておらず、筆者の環境で探したもののDuckDuckGoは見当たりませんでした。
TechCrunch via CNET Japan