錦です。
Huaweiは、同社の開発者向け会議にて、独自OS「HarmonyOS」を発表しました。
HarmonyOS
HarmonyOSは、OS機能のみを持つ「マイクロカーネル」のOSです。
そのため、汎用性が高く、スマートフォンやタブレットのみならず、スマート家電などにも利用可能です。Huaweiは明日発売のスマートテレビに採用します。
Androidとは競合関係にない
HuaweiはHarmonyOSをスマートフォンOSとしてでは無く、汎用的なOSとして強調しました。
実際に、HuaweiはHarmonyOSをスマートフォンに向けての展開よりも、自動車やテレビといった家電での利用を推しました。
しかし、HuaweiはAndroidに対して「Androidよりも高速」「Androidよりも少ないRAM容量で動く」「Androidより安全」「Androidより開発が楽」と比べています。
実際、Androidをベースとしたウェラブル向けだとかテレビ向けOSはあり、Huaweiはそれに対抗する形で争うとしています。
また、HarmonyOSはオープンソースで開発されており、Huaweiは最小限の労力で、最大のユーザーをカバー出来るとしています。5Gなどにも対応していきます。
スマートフォンにはAndroidを
Huaweiは、同社スマートフォンには引き続きAndroidを採用していくとしながらもいつでもHarmonyOSに切り替えれることを強調しました。