錦です。
Osaka Metro Groupの大阪シティバスは、同社が大阪市内を中心に運行している路線バスについて、車両デザインを刷新することを明らかにしました。
大阪シティバスは、2018年の大阪市交通局の民営化に伴って、Osaka Metro(旧大阪市営地下鉄)とともに設立された企業です。大阪市営バスの事業を引き継いでいます。
同社は、デザイン変更の理由として、Osaka Metro Groupが取り組んでいsル都市型MaaS(Mobility as a Service)の一翼を担う企業として、新たな街のシンボルの一つとなるようにとしています。
デザインは、Osaka Metro GroupのCDO(最高デザイン責任者)である奥山 清行氏の監修となっています。
「大阪のシンボルとしての路線バス」としてこれまで長年親しまれてきた車体カラーのグリーンを踏襲し、「市民生活に根ざした路線バス」として、信頼、安心を象徴したホワイト、また「未来の大阪へ走る路線バス」として、港町・大阪の海、大阪シティバスとOsaka Metroを象徴するブルー、これらをこれまでの40年からこれからの未来へ、時代の扉を開いて前進する様子を斬新な縦グラデーションで表現し、皆様に愛されるバスを目指してデザインしました。
また、ドアは見分けが付きやすいように黒糸になっており、日本語で入口・出口で書かれるとともに、大阪では近年増加しているインバウンド向けに、ENTER・EXITの文字を併記し、同バスの乗り方である「後ろから乗車し、前から降車する」ことがわかりやすいように配慮されています。
新デザインの車両は、2020年11月から12月にかけて、鶴町営業所と酉島営業所にそれぞれ5両ずつ配置され順次運行を開始する新車計10両から採用され、それ移行は車両更新に合わせて、全534台も新デザインに置き換えるとのことです。なお、本デザインは、大阪市内の路線バスに適用され、関空へのリムジンバスには適用されません。