錦です。
Microsoftは、Surface Pro Xの刷新を発表しました。
Surface Pro X
Surface Pro Xは、Microsoftの2-in-1デバイスで、IntelプロセッサやAMDプロセッサではなく、独自のMicrosoft SQチップを搭載しているのが特徴です。独自のといえども、Qualcommのプロセッサをカスタムしたものになります。
新型Surface Pro Xは、筐体含め、多くの仕様は第1世代と共通していますが、変更された点があります。SoCとアウトカメラです。
今回のモデルには、Microsoft SQ2チップが搭載されています。Microsoft SQ2についての情報は限りなく少ない状態で、Microsoftは「マルチタスク性能が向上した」とするのにとどまっています。Microsoft SQ1のときはQualcommのWindows向けSoC Snapdragon 8cxがベースとなっていました。現在、QualcommはSnapdragon 8cx Gen 2を発表してはいますが、8cx Gen 2は5G前提ですので、Surface Pro Xが5Gに対応していないところを見ると、おそらくは1世代目の8cxをベースとしているのでしょう。つまりSQ1をそのままパワーアップしたと見るのがいいでしょう。8cxは855をベースにしているので、アーキテクチャの世代的にはSnapdragon 855と同じ世代になるのでしょうか。GPUは、SQ1のAdreno 685から、Adreno 690にアップグレードされています。こちらもこれ以上の情報はありませんが、名称だけ見るとパワーアップされています。
アウトカメラでは新たに4K動画の撮影が可能になっています。
その他の仕様は以下の通り。
新色
第1世代では、マッドブラックのみでしたが、プラチナが追加され2色展開となりました。おおよそ白と黒ということでしょうか。
予約
Surface Pro Xは発表と同時に予約が始まっています。SQ1チップ搭載モデルは、税込価格は142,780円からとなっており、Microsoftのページから購入可能です。なお、SQ2チップ搭載モデルは、税込204,380円(16GB RAM/256GB SSD)からとなっており、予約注文という形になります。
発売は10月13日です。