錦です。
NVIDIAは先程、GeForce RTX 3060 Tiを正式発表しました。
RTX 3060 Ti
GeForce RTX 3060 Tiは、Ampereアーキテクチャを採用する「GeForce RTX 30シリーズ」のモデルで、アッパーミドルレンジ向けになっています。RTX 3070の下位モデルに当たります。
RTX 3060 Ti | RTX 3070 | RTX 3080 | RTX 3090 | |
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CUDAコア数 | 4864 | 5888 | 8704 | 10496 |
SM数 | 38 | 46 | 68 | 82 |
Tensor数 | 38 | 46 | 68 | 82 |
RTコア数 | 152 | 184 | 272 | 328 |
ベースクロック | 1410MHz | 1500MHz | 1440MHz | 1400MHz |
ブーストクロック | 1665MHz | 1730MHz | 1710MHz | 1700MHz |
メモリ | 8GB GDDR6 |
8GB GDDR6 |
10GB GDDR6X |
24GB GDDR6X |
メモリバス | 256bit | 256bit | 320bit | 384bit |
帯域幅 | 448GB/s | 448GB/s | 760GB/s | 936GB/s |
メモリ速度 | 14Gbps | 14Gbps | 19Gbps | 19.5Gbps |
消費電力 | 200W | 220W | 320W | 350W |
リリース状況 | 12月2日発売 | 発売済み | 発売済み | 発売済み |
価格 | 59,980円 | 79,980円 | 109,800円 | 229,800円 |
CUDAコア数は4864コア。SM数が38コアになっています。メモリは8GB GDDR6となっていて、メモリインターフェイスは256bitになっています。
RTX 3060 TiはRTX 2060 Superの後継機種のようです。しかし、性能はRTX 2080 Superと同等かそれを超える性能となっています。RTX 2080 Superが10万円を超えていたので、それを考えるとかなりコスパがいいモデルになっているように見受けられます。シェーダーの演算性能が16.2TFLOPS、RTコアの性能が31.6TFLOPS、Tensorコアの性能が129.6TFLOPS*1になっているとのこと。
RTX 30シリーズ全体の変更点として、接続がPICe 4.0になっている点が挙げられます。が、実際に性能に差がでるのかっていうのはわかりません。他にもAV1デコード機能・ストレージからCPUを経由せずダイレクトにvRAMにデータを取り込める「RTX IO」などの技術にも対応します。外部出力は、8K出力をサポートするHDMI 2.1×1とDisplayPort 1.4a ×3の計4ポートとなっています。
ファウンダーエディションの価格が399ドル、59,980円(税別)となっており、RTX 3070より2万円安くなっています。12月2日発売です。
*1:スパースを利用した場合