AMD、「Ryzen 7 9800X3D」を正式に発表 ~ Zen 5の3D V-Cahceモデル

3行まとめ

AMDは先程「Ryzen 7 9800X3D」を正式に発表しました。

Ryzen 7 9800X3D

Ryzen 7 9800X3Dは、Ryzen 9000シリーズの3D V-Cache搭載モデルです。

詳細な仕様を見てみます。

Ryzen 7
9800X3D
コア数 8
スレッド数 16
ベースクロック 4.7 GHz
ブーストクロック 5.2 GHz
L1キャッシュ 640 KB
L2キャッシュ 8MB
L3キャッシュ 96MB
TDP 120W

Zen 5 CPUを8基を搭載しています。3D V-Chaceにより、L3キャッシュが32 MB + 64MBの96MBとなっています。Die Countが2となっているため、IO DieとCCD 1基のみとなっています。

3D V-Cacheの構造が変更されており、これまではCCDの上にキャッシュを重ねる構造でしたが、Ryzen 7 9800X3DはCCDのの下に配置しています。これによってCCDが冷却面に近づき冷却効率とクロックの向上を達成しました。

これに伴い、3D V-Cache搭載CPUとして初めて、通常のRyzenと同じレベルでアンロックを果たすことができたそうです。

性能は、Ryzen 7 7800X3Dと比較して、ゲームの平均fpsが8%向上、タイトル次第で2桁%の向上が見込まれます。

発売と価格

発売は予告通り11月7日。米ドルでの価格は479ドル(約73,000円)となっています。

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