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Apple、「Final Cut Pro X」をサブスクへ移行する可能性 ~ 欧州で商標を変更

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錦です。

Patently Appleによると、Appleが2月22日付で欧州で登録されている「Final Cur Pro X」の商標を変更したことがわかりました。

変更されなといいうか、新たに「Final Cur Pro」の商標に新たに「Class 42」区分を追加しました。この「Class 42」というのは、SaaS*1やPaaS*2が含まれる区分であり、サブスク製品のMicrosoft 365がこの区分に含まれているとのこと。

このクラス42区分に含まれたことにより、AppleがFinal Cur Proをサブスク化してサービス展開しようとしている可能性が出てきました。


ソフトのサブスク化というのは、割と企業が利益を求めてすることなんですよね。Officeがいい例になると思います。買い切り版のOfficeに対してMicrosoft 365は年額を比較しても相当高くなってしまうんですよね。ただ、Microsoft 365はクラウドベースになっていて、クラウドが使えるというメリットや最新の機能がすぐに使えるというサポート無限というメリットでそれをカバーしていると考えれば割と企業と消費者ともにWin-winのシステムが組まれていることが多いです。すべてがこうとは限りませんが。

Final Cur Proをサブスク化してもそれはAppleのメリットにしかならない気がするんですけど。iCloud 1TB分つけるとかっていうのが一番考えやすい付与価値でしょうか。

*1:Software as a Serviceの略。サービスとしてのソフトウェア。基本的にパッケージとして提供するものをインターネット経由でサービス化して提供するという方式。いわゆるサブスクリプション系のソフトウェアサービスがこれに当たり、パッケージ版が「その商品を買う」ですが、SaaSは「そのサービスを使う(使用権を得る)」というような感じです。

*2:Platform as a Servise サービスとしてのプラットフォーム。OSやアプリケーションをインターネット上の仮想空間で実行し、それを提供するサービスです。