錦です。
VideoCardzが今後数年間のIntelのロードマップをリークしています。
ロードマップによると、これまでリークされていた「Alder Lakeの後継はMeteor Lakeである」というリークが崩れ、Alder LakeとMeteor Lakeの間の第13世代CoreにはRaptor Lakeというシリーズが入ることになっているようです。この表には載っていませんが、Meteor LakeとLunar Lakeはそれぞれ第14世代、第15世代ということになるようです。
モバイル向けのCPUシリーズとしては、とりあえず第9世代を除き第8世代から続くモバイル向けとデスクトップ向けでシリーズが異なるというラインナップが複雑化する時代は第11世代で終わり、第12世代CPUはモバイルもデスクトップも共通してAlder Lakeシリーズとなります。
Raptor Lakeはおそらく初めて聞く名前です。Raptor Lakeもデスクトップとモバイル両方に採用されるアーキテクチャになるようです。
モバイル向けには、LPDDR5Xをサポートする旨も書かれており、詳細は不明ですがDLVR Power Deliveryという技術にも対応するとのこと。一方、デスクトップ向けには、ゲーミング向けのキャッシュやvProの新機能が追加されるとされています。
Alder Lake同様に10nm SuperFinプロセスによって製造されCPUコア自体はGracemont+Golden Coveで変わらず。なので、Coffee LakeがComet Lakeにアップデートされたみたいな感じになるのでしょう。
なおこの画像、Rocket Lakeの登場時期が2020年ということになっていて、信ぴょう性が薄い、あるいはかなり前のIntel内部のスライドの可能性があり、計画が変更された可能性があります。実際には、Raptor Lakeなんて情報、これまでになかったですし、あくまでも噂として捉えておくといいでしょう。