錦です。
Microsoftは昨朝、Windows 11のInsider PreviewでBetaあるいはDevチャネルを選択しているユーザー向けに「Windows 11 Build 22000.132」をリリースしました。
変更点
- Microsoft Teamsのチャット機能がBetaチャネルでも利用できるように
- 電卓・カレンダー・Shipping Tool・メールアプリが大幅に更新(Devのみ)
その他、大量の修正が加えられています。
純正アプリが大幅刷新
Windows 10時代からの純正アプリが大幅刷新されています。
Shipping Tool
画面キャプチャ機能である、Shipping Toolはかなり大幅にデザインが変わっています。もともと、Shipping Toolアプリは、アプリベースで動作する「Shipping Tools」と、ショートカットキーで呼び出せる「切り取り&スケッチ」という、共通の仕様を持つ機能が共存しているという状態(いずれShipping Toolを切り取り&スケッチで置き換えるという話)でしたが、Windows 11ではこれらが再度Shipping Toolに統合されました。
Here is a first look at the new #Windows11 Snipping Tool. Coming to #WindowsInsiders soon! Great work from the team #pumped pic.twitter.com/pvlhKp1Eia
— Panos Panay (@panos_panay) 2021年8月4日
大きな機能の差異はわからず、Win+Shift+Sでスクリーンキャプチャ機能を呼び出せて、その後、簡単な筆入れや切り取りができるという本来の機能は変わらないそう。デザインの変更と統合が主な変更点になるのでしょうか。
ちなみにデザインについては、Win11チックなデザインに変更されるとともに、ダークテーマへの対応も果たしています。
電卓
電卓アプリもWin11と共通のデザインに変更されました。
なにげに、今回のアップデートの中で一番機能の追加が多いのは電卓アプリだと思っていて、新たにグラフの生成機能・代数・複雑な数式を計算するツールに進化しました。おそらく、Microsoft Mathの機能をWindowsに移植したものだと思われます。
メールとカレンダー
メールアプリとカレンダーアプリもWindows 11に合わせだデザインに変更されました。
アップデート
アップデートは、Windows Updateから可能です。