錦です。
Microsftは、同社の統合開発環境である「Visual Studio」のメジャーアップデート「Visual Studio 2022」を2021年11月8日にリリースすることを発表しました。
Visual Studio 2022
Visual Studio 2022では64bit化され、新たに64bitアプリの実行とデバックが可能になります。そのまま32bitの実行・デバックもすることが可能です。
また、.NET 6が標準で搭載されており、Linux環境で、.NETアプリを構築・デバックすることができるようになっています。
そのほか、C++20を対象とする最新のツールチェーンがデフォルトで付属しており、VS2019とバイナリ互換性があります。
InteliCodeでは、約50万ものオープンソースリポジトリのコードパターンの知恵を活用することで、一度に一行までの大きなコードのチャンクを自動的に完成できるようになりました。機械学習の成果ですね。
その他多くの変更点が含まれています。
先行してWinが登場
11月8日にVisual Studio 2022のWindows向けが登場します。Macについては、プレビューテストの開始からまだ間がないので、11月8日のリリースについては未定。今回の発表でも触れられていません。
日本時間11月9日午前1時30分からはVisual Studio 2022のリリースイベントがオンラインで開催される予定です。
RC版
今回の発表と同時に、リリース候補版となるRC版がリリースされています。このまま大きな問題が発生しなければ製品版にアップグレードされる予定です。
Preview 5
Visual Studio 2022の初期バージョンには含まれない機能を試したい場合は、Preview 5がリリースされているのでこちらをお試しください。このPreview 5は、VS2022の正式リリース後はそのマイナーアップデートとなるv17.1のプレビューになる予定です。