錦です。
Notebookcheckが、未発表のCore i7-12700Hのベンチマークを共有しています。
Core i7-12700H
Core i7-12700Hは、Intelの第12世代CoreのAlder Lake-Pの上位モデルです。更に上位のモデルとして、Core i9-12900HKの存在が明らかになっているので、最上位ではありませんがハイエンド向けです。
Notebookcheckが共有しているのは、Cinebench R20とCinebench R23のベンチマークスコアです。
まずは、CinebenchのスクリーンショットからCPUの仕様をまとめます。
- 14コア20スレッド(6 Pコア+8 Eコア)
- 2.7GHzベースクロック
ついでスコアですが、R20でシングルが689、マルチが7158。R23がマルチのみの計測で18501。これは、初代Ryzen Threadripper 1950Xのマルチスコアと同等のスペックとなっています。
ちなみに、競合となるRyzen 9 5900HXと比較するとシングルが21%、マルチが47%、12700Hのほうが上回るとのこと。
Core i9-12900HK、Core i7-12800H、Core i7-12700Hのコアが出揃いました。すべて14コア20スレッドで6コアの性能コア(Golden Cove)に、8コアの効率コア(Gracemont)になるようです。ちなみに、リークをもとにした情報では、Alder Lakeのモバイル向けラインナップではこの構成が最大構成になるそうですから、これらが最上位のラインナップになるということは間違いなさそう。
Alder Lake-Pは幅広いラインナップにはなりますが、実際のところ、Tiger Lake-H35やTiger Lake-UP3の後継は、Core i7-xxxxPのように末尾のアルファベットがPになるみたいでそこで差別化がなされる様子。つまり、45W帯CPUは引き続きHというアルファベットを使用し続けるということになるようです。