錦です。
Benchleaks氏が、モバイル向けの第12世代プロセッサとなる「Core i7-12650H」のGeekbenchのOpenCLスコアをリークしています。
[GB5 GPU] Unknown CPU
— Benchleaks (@BenchLeaks) December 7, 2021
CPU: Intel Core i7-12650H (10C 16T)
Min/Max/Avg: 2131/2791/2762 MHz
Codename: Alder Lake
CPUID: 906A2 (GenuineIntel)
GPU: Intel UHD
API: Open CL
Score: 13864
VRAM: 12.69 GBhttps://t.co/GzlTaoIsfP
Core i7-12650H
Core i7-12650Hはおおよそ、アッパーミドルくらすのAlder Lake-HのSKUになるであろうモデルです。すでに、Core i7-12700HやCore i9-12900HKの存在が明らかになっていますが、それよりも下位のモデルであるということです。
OpenCLのスコアは13864となっており、これはRadeon RX 550やGeForce GTX 760くらいのスコアになっていて、Xe-LPの性能を考えるとGPUはエントリ〜ミドルレベルのものになっています。EU数は64基となっています。
CPUの仕様は、10コア16スレッド、ベースクロックが2.7GHz、ブーストクロックが3.5GHz(3491MHz)、L3キャッシュは24MBになっています。ブーストクロックが低すぎるのでこれは正確でない可能性が高いです。
Core i5-12500Hに負けるコア数
実は、10コアというコア数は、12650Hより下位のi5-12500Hに負けています。12500Hは、12コアとなっており物理コア数を見た場合12500Hのが多いんですよね。
ただし実際には構成上12650Hのほうが上位になっています。ややこしくしている理由はたった一つ「Intel Hybrid Technology」ですね。12650Hと12500Hはコア数は異なりますがスレッド数が異なります。これはすなわち、12650HのほうがPコアの数が多いんですよね。Pコアのほうが性能がいいので、12650Hは12500Hにコア数は劣るものの、マルチパフォーマンスでは12500Hにまさることになるということです。
コア/スレッド | Pコア | Eコア | Pベース クロック |
Pブースト クロック |
TDP | |
---|---|---|---|---|---|---|
i9-12900HK | 14C20T | 6 | 8 | 2.9GHz | 45W | |
i7-12800H | 14C20T | 6 | 8 | 2.8GHz | 45W | |
i7-12700H | 14C20T | 6 | 8 | 2.7GHz | 45W | |
i7-12650H | 10C16T | 6 | 4 | 2.7GHz | ||
i5-12500H | 12C16T | 4 | 8 |
i5-12500HのTDPはわかりませんが、もしかしたら35W帯のSKUなのかもしれませんね。